ユーザーが文書の作成、編集、または読み込みを行うときに、オブジェクトが自動起動するようにフォームを設計できます。新規のオブジェクトは、ユーザーが文書を作成したときに自動起動します。デフォルトでは、既存のオブジェクトは、そのオブジェクトが含まれる文書の読み込みまたは編集をユーザーが行うたびに自動起動します。
1-2-3® オブジェクトに入力された財務情報を配信するためのフォームを設計するとします。まず、財務情報を入力するためのテンプレートとして、1-2-3 オブジェクトをフォームに埋め込みます。このフォームの中にリッチテキストフィールドを作成し、埋め込んだ 1-2-3 オブジェクトをこのフィールドに表示するように指定します。さらに、ユーザーがこのフォームを使用して文書を作成するときだけ、埋め込まれた 1-2-3 オブジェクトが自動起動するように指定します。
ユーザーがこのフォームを使用して文書を作成すると、1-2-3 オブジェクトが自動起動します。これにより、ユーザーは 1-2-3 に情報を入力できます。ユーザーは 1-2-3 オブジェクトを閉じて保存します。次に、作成した文書を閉じて保存します。他のユーザーがこの Notes 文書を読むときは、埋め込まれた 1-2-3 オブジェクトはリッチテキストフィールドに表示されますが、自動起動は行われません。このオブジェクトを編集するには、ユーザーは Notes 文書を編集モードで開き、オブジェクトをダブルクリックして起動します。