ビュー内のすべての文書に対して全文検索を実行します。 ビューをフィルタリングして、並べ替えられた順序でビュー内の文書を扱います。
NotesView
numDocs& = = notesView .FTSearchSorted( query [maxDocs%] [column] [ascending] [exact] [variants] [fuzzy] )
パラメータ | 説明 |
---|---|
query | Variant。全文検索のクエリー |
maxdocs% | Integer。オプション。検索で返される文書の最大数。クエリーに一致するすべての文書を受け取りたい場合、0 を指定します。デフォルトは 0 です。 |
column | Variant。オプション。ソートされた列を「列名」または「0から始まる列番号」で指定します。指定すると、検索結果は関連度順で返されます。その際、大文字小文字の区別、類似表記、あいまい検索などの拡張フラグ設定も反映されます。 |
ascending | Boolean。オプション。列データを並べ替えます。値が true の場合、列データは昇順でソートされます。値が false の場合、降順でソートされます。デフォルトは true(昇順) です。ただし、別の設定が有効な場合はこの指定は無視されます。列が昇順/降順でソートできるかどうかは、列プロパティの「ソート」タブにある 「列ヘッダをクリック時にソート」 の設定で決まります。
選択肢は昇順/降順/両方です。もしサポートされていない方向でソートしようとすると、例外が発生します。 |
exact | Boolean。オプション。true の場合は検索に EXACTCASE フィルターを適用します 。デフォルトは false です。 |
variants |
Boolean。オプション。true の場合は検索結果が単語の Variant を返します。デフォルトは false です。 |
fuzzy | Boolean。オプション。 true の場合、検索結果にスペルミスのある単語も返します。デフォルトは false です。 |
numDocs&
検索後のビュー内の文書の数。各ドキュメントはクエリに一致します。
FTSearchSorted を呼び出した後で、NotesView のメソッドを使用すると、検索結果の文書間を移動できます。
query 引数だけを指定した場合、サブセット内の文書はデフォルトの照合順序(0)でソートされます。
別の並び順で取得したい場合、並び替えたい列の「列名」または「列インデックス」を、必要に応じて検索フラグと一緒に指定します。
このメソッドでは、サブセット内の文書を GetFirstDocument(最初の文書を取得)、GetLastDocument(最後の文書を取得)などのメソッドで取得することができます。
また、Clear メソッド を使うと、全文検索のフィルタリングを解除できます。解除後は NotesView メソッド がビュー全体の文書を操作するようになります。
注意点として、データベースに全文索引が作成されていない場合、このメソッドはエラーを返します。
全文索引の有無は IsFTIndexed プロパティで確認できます。また、ローカルデータベースに全文索引を作成するには UpdateFTIndex メソッド を使います。
単語やフレーズを検索する場合は、そのまま入力します。ただし、検索キーワードは必ず 引用符(")で囲む必要があります。
もし文字列リテラルの中で引用符を使う場合は、エスケープしてください。
ワイルドカード、演算子、そのほかの構文も使用できます。
ワイルドカードや演算子などの構文も使用できます。構文規則の詳細については、『Notes ヘルプ』の「演算子を使用して検索条件を絞り込む」を参照してください。Domino® Designer のヘルプで、「構文規則」を検索してください。
検索クエリは Variant 型 です。単一の 文字列、または 文字列の配列を指定できます。配列を指定した場合、それらは検索時に AND 条件 で結合されます。
ワイルドカード、演算子、およびその他の構文は許可されます。完全な構文規則については、 「演算子を使用した検索クエリの絞り込み」 Notes ヘルプを参照してください。 Domino Designer で「クエリ構文」を検索します。
Java の View クラスの FTSearch メソッド
JavaScript の NotesView クラスの FTSearchSorted のメソッド
@command の ViewShowOnlySearchResults